仁王像
仁王像
境内入り口には仁王像が安置されています。
開口の阿形(あぎょう)像は怒りを顕わにした表情、口を結んだ吽形(うんぎょう)像怒りを内に秘めた表情で、寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐ守護神としての性格を表しています。
(昭和43年4月造立)
参道
参道
境内入り口から、台座(回廊)までの参道があります。
大仏様の顔を拝みながら進むと、大仏様の目が少しづつ見開かれていく様子をご覧頂けます。
灯籠
灯籠
台座(回廊)前面には、2基(1対)の灯籠が配置されています。灯籠は仏像に清浄な灯りを献じるため備えられており、頂上の宝珠(擬宝珠)は阿弥陀如来の住まう宇宙空間に於ける星を表現していると言われています。
浄財
浄財
高岡大仏(大仏寺)運営管理のための志納をお願いいたします。
常香炉
常香炉
お線香1束50円で奉納していただくことができます。
奉納時間:午前10:00 〜 午後 3:00 頃まで
手水
手水
参拝前のお清めにご利用ください。
観音像
観音像
交通安全を祈願し建立された観音像です。
台座(回廊)
台座(回廊)入り口
高岡大仏の台座は回廊になっており、中には阿弥陀三尊像をはじめとし、戦後の高岡に在住した新進画家10名が描いた13点の仏画や、大火で類焼した2代目高岡大仏の焼け残りとされるご尊顔が安置されています。
また、小説家の堀田善衞寄贈の「高岡大仏に寄す」の原書(複写)が展示されている他、高岡の鋳造技術で製作された音階を奏でる「おりん」も試奏可能となっています。
拝観時間:AM6:00 〜 PM6:00
拝観料 :志納
大仏寺
大仏寺
高岡大仏を運営・管理する寺務所があり、御朱印・お守りの受付・販売をしています。
本堂にはご本尊の阿弥陀三尊蔵が安置されている他、高岡大仏の歴史的写真や功労者の肖像写真などが飾られています。
寺務所
寺務所
高岡大仏参拝記念に、御朱印・お守りをお求め頂く事ができます。
営業時間 AM9:00 〜 PM6:00
石仏
馬頭観世音菩薩(中央)と石仏
「高岡新西国三十三観音札所 (*1)」の二十九番札所「馬頭観世音菩薩」の石仏が祀られています。
*1 高岡新西国三十三観音札所は、昭和3年に高岡市内の有志と僧侶によって建立・設置された霊場で、石仏の観音像が祀られている。西国三十三観音霊場より砂を移して埋めたとされており、高岡の33観音を巡ることで、西国三十三観音霊場の巡礼と同じご利益があると言われている。
玉砂利
玉砂利
参拝者の皆様に気持ち良くお参りいただけるように、毎夕刻に枯山水の如く水面に見立てる整備を行っております
時鐘
時鐘(高岡市指定文化財)
市民へ時を知らせる「時鐘」として、完成から200年以上を経過した今も尚、毎日午前6:00と午後6:00の2回その勤めを果たしています。
この時鐘は、まだ時計が普及していない江戸時代に於いて、高岡の町民が秩序を保った規則正しい生活の営みを送れる事を望んで、当時の高岡町奉行寺島蔵人が計画・藩からの認可を得た事を起源とし、高岡の開祖前田利長公以来つづく藩の手厚い保護に報いるために、金屋町(高岡市金屋町{高岡の鋳物発祥地})がその鋳造を願い出て製作しました。
初代の時鐘は1804年(文化元年)9月11日午前6時から「二番町会所(高岡市二番町)」でつきはじめましたが、間もなく割れが生じて改鋳に迫られました。
「高岡鋳物」の誇り高い価値を守るために町人達が寄進し、1806年(文化3年)7月に見事な大鐘を完成させ、以来、大火による数度の移転を経て、ここ、大仏寺に寄付されました。
1806年(文化3年)7月完成 ※時鐘の完成年月
手洗い
公衆トイレ
境内の奥には無料の公衆トイレもあります。